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重い負荷より軽い負荷
筆者のある知人(主婦30代)が太ももを細くしようと、スポーツ
ジムで、相当重い負荷の設定でエアロバイクに取り組んでいました。
この方法は正しいのでしょうか、それとも間違いなのでしょうか。
彼女の狙いは太ももに筋肉をつけて見た目を細くするとともに、太
ももについている脂肪を燃焼させることでした。
彼女のようなやり方をしている人、実は多いのではないかと思いま
す。
筋肉を効率よく鍛えるために、できるだけ重い負荷をかけている。
時間がないので、屈伸のスピードは速めにしている。
気持ちは分かります。
ただ実はこのやり方は、ダイエットに関してはほとんど無意味に近
いのです。
ここで少し筋肉についての勉強をしましょう。
筋肉は大別して速筋と遅筋とに分けられます。
速筋というのは表層筋ともいい、文字通り体の表層にあります。
この種の筋肉は、主に跳んだり走ったりと体を速く動かすときに使
われます。
ボディビルに代表されるように筋肉がムキムキになっているのは、
もっぱらこの速筋を鍛えたものです。
一方、遅筋は深層筋とも言われ、これも文字通り体の深層部にあり、
外からは見えません。
この遅筋は主に姿勢を維持する役割を担っています。
外からは見えませんので、筋トレでも軽視されがちです。
ただダイエットをしたいのなら、速筋よりも遅筋を重点的に鍛える
ことがポイントとなります。
理由はこの2つの筋肉のエネルギー源にあります。
速筋のエネルギー源はブドウ糖です。一方、遅筋のエネルギー源は
脂肪です。
このことからダイエットにはどちらの筋肉を鍛えた方が効果的かは
もうお分かりでしょう。
この遅筋を鍛えるポイントは、軽い負荷でゆっくりと時間をかけて
トレーニングすることです。
知人の彼女のやり方は、実は遅筋を鍛えるのではなく、ダイエット
にはあまり関係のない速筋を鍛えるやり方だったのです。
また、彼女の重い負荷で思いっきりのやり方では、ついつい力が入
って呼吸を止めてしまいます。
呼吸を止めてしまうということは、脂肪の燃焼に必要な酸素も供給
されないことになってしまいます。
つまり無酸素運動になってしまっているのです。
ダイエットをするなら、軽い負荷でゆっくりと時間をかけてやるこ
とがコツになります。
音楽でも聴きながら、映画でも見ながら、1時間ほどゆっくりとリ
ラックスして取り組んでください。
外を一番軽いギアで、ゆっくりと自転車でサイクリングするのも、
良いと思います。
これを何日かやっていれば、必ず効果は現れてくると思います。
なお、これだけでも太ももを細くするには効果はありますが、その
前に太ももをマッサージしてから取り組むことをおすすめします。
運動前にマッサージすることで、その部分の脂肪が分解されて燃焼
しやすい状態にすることができます。
つまり体の他の部分の脂肪に優先して、太ももの脂肪が燃焼するの
です。
マッサージは運動する前の10分以内に行ってください。
マッサージしてから10分が経過すると、脂肪は元の状態に戻って
しまいますから。
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